【Python】簡単なプログラムの作成【プログラミング】
【【Python】簡単なプログラムの作成【プログラミング】】
このページではPythonの簡単なプログラムを作成したいと思います。
今回紹介するのは乱数処理を花占いのプログラムです。
Pythonを使用した花占いプログラムのコード
まずは花占いをするためのPythonで記述したコードを紹介します。
# coding: utf-8
# 乱数機能の使用
import random
# 0~1の乱数を発生させる
# 発生した乱数を変数に入れる
fortune = random.randint(0,1)
# 変数の値に応じて好き、嫌いを表示
if fortune == 0:
print('好き')
elif fortune == 1:
print('嫌い')
上記のプログラムを実行すると「好き」か「嫌い」がランダムに出力されます。
Pythonを使用した花占いプログラムの説明
次に花占いプログラムのコードを説明していきたいと思います。
# coding: utf-8
後で説明しますが、文頭に#が記載されているものはコメントと呼ばれます。
しかし、これはコメントですが完全には無視されません。
ここではこのファイルの文字エンコーディングがUTF-8であるということをPythonに伝えています。
このようなコメントをマジックコメントと言います。
マジックコメントはファイルの1行目か2行目に記載する必要があります。
Python2.7では日本語を扱う際に文字エンコーディングがなんであるかを指定する必要がありました。
Python3では文字エンコーディングとしてUTF-8を想定しているので、
マジックコメントでの文字エンコーディングの指定は不要です。
# 乱数機能の使用
文頭に#が記載されているものはコメントと呼ばれます。
コードを後から見直すときや他人に見せるときに分かりやすく説明するためのものであり、
プログラムには影響を与えません。
今回の場合下の行の「import random」について説明しています。
import random ← 上記のコメントで記載されているとおり乱数機能の利用するための記述です。
乱数とはランダムな数、例えば0~3のどれかといったものです。
Pythonでは乱数を発生させる処理をrandom関数を使って行うことができます。
random関数を使用するためにはrandomモジュールというものをインストールする必要があります。
「import random」と記述することでrandomモジュールがインポートされ、
乱数を発生させる処理を行えるようになります。
# 0~1の乱数を発生させる
# 発生した乱数を変数に入れる
fortune = random.randint(0,1)
「=」の右側
random機能のrandint関数を呼び出して0または1の乱数を発生させる。
intはintegerの略で整数という意味です。
つまり、0または1のいずれかの値が発生します。
「=」の左側
右側の内容(今回の場合0または1の乱数)をfortuneという変数に代入します。
変数とは値を入れておく箱のようなものとよく言われます。
発生させた乱数を変数に代入することにより、
以降のプログラムで利用できるようになります。
# 変数の値に応じて好き、嫌いを表示
if fortune == 0:
print('好き’)
elif fortune == 1:
print('嫌い’)
場合に応じた処理を書くにはPythonではif文を利用します。
「値は0か?」を確認するには「==」と「=」を2つつなげます。
このような確認を条件と言います。
「値は0か?」に対して0であれば条件を満たす、
0以外であれば条件を満たさないと言います。
条件を満たす場合、インデントされた部分が実行されます。
例えば、fortuneに0が代入されていれば「好き」と表示されます。
条件を満たさない場合に他の条件を満たすかを確認したい場合があります。
例えば、「値は0か?・・・違うのか。では、値は1か?」のような場合です。
この場合、elifを使って先の条件を満たさない場合の別の条件を指定できます。
elifはelse ifの略です。
Pythonを使用した花占いプログラムの実行結果
最後にプログラムの実行結果を紹介して終わりたいと思います。
緑色の▶をクリックするとプログラムが実行されます。
乱数が0となった場合は好きと表示され、1となった場合は嫌いと表示されます。
今回は乱数が1となったので、嫌いと表示されました。
このページでは簡単なプログラムの紹介とざっくりとですがコードの説明をさせていただきました。
これからPythonの学習を始める方やプログラミング言語を使って簡単なプログラムを作成したいと思っている方に参考にしていただければ幸いです。
他にもPythonの記事をいくつか作成したいますので、興味をお持ちの方は是非ご覧ください。
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