卓球用具試打④スピード90・ラクザ7soft・フェイントロングⅢ
かれこれ10年以上ダーカーのスピード90にエクステンドHSとフェイントロングⅢの組み合わせで使っていたのですが、
足の指を骨折してまともに運動できなくなったときから色々と試したラケットとラバーの組み合わせを自分用のメモとして記事にしてみました。
組み合わせ④ ラケット:スピード90、ラバー:ラクザ7soft、フェイントロングⅢ
ラクザ7を買おうと思って手に取ったところラクザ7softを誤って購入していたので、使用しました(-_-;)
最初に打った時にやたら高い音がすると思ってラバーを見たらなんか余分な文字があることに気付きました(笑)
スピード90
ダーカーの反転式ペンの単版で最も弾みが良く単板特有の食い込む打球感を感じられるラケットですが、
今は廃盤となっています(´;ω;`)
ラクザ7soft
名前の通り、ラクザシリーズの中で最も柔らかくコントロールしやすいので、
台に収めやすく、ブロックやカウンターはやりやすいです。
デメリットとしては柔らかいという性質上、食い込みすぎてしまうが故の台上技術がやりづらさや、
他のテンション系ラバーと比べるとどうしても回転量が減ってしまうといったことがあげられるかと思います。
食い込ませやすいのでドライブの感覚をつかみたい方が使うラバーや繋ぎで使う側の面に貼るラバーとしては良い気がします。
威力、回転量、クセ球などを求めてしまうと物足りないと感じてしまうかなという感じですね。
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フェイントロングⅢ
過去使った組み合わせの中で最もよく飛ぶ印象を受けました。
フェイントロングⅢ自体が粒の中ではボールを食い込ませて飛ばしやすいのですが、
今までのどのラバーを使ったときよりも飛距離が出たかと思います。
あまり棒球になっている感じもなかったので、
ラクザ7softとの組み合わせはかなりいいのではないかと思います。
総合的な感想
この組み合わせは悪くないものではあるのですが、
率直に言ってしまうと個人的には試合で勝ちづらくなったという印象です。
そのため、ラクザ7softは対上回転に対してはかなり良いのですが、下回転に対しての強打が難しいと感じました。
下回転に対しての強打が難しいため、ループで持ち上げる頻度が増えたのですが、ループドライブの回転量もあまりかからないので、
相手にとって甘いボールが行く割合が増えてしまい、それを狙われてしまうことが多くなりました。
特に一番厳しいと感じたのはカット打ちですね。
相手の下回転の影響をもろに受けてしまい、強打が難しいので、ループでつなぐしかない上にループドライブで返せば返すほど相手の下回転が強くなっていくといいう悪循環が起きてしまい、かなり苦しいです。
粒側のラバーが変化の強いものや極端に飛ばないものであれば戦いようもあると思うのですが、
フェイントロングⅢも粒の中では比較的変化が少なく、そこそこ飛んでしまうのでカットマンが嫌がるような球は出しづらいので、
どちらのラバーで戦おうとしても厳しいという印象です。
逆に直近で使っていたラクザ7の場合は対下回転のミート打ちが非常にやりやすく浅く入ったカットを上から叩くといい感じに入るので、余計に対カットマンの試合がやりづらく感じてしまったのかと思います。
相手が粒高のときやダブルスで相方のレシーブに攻め手がないときなど、強い球や難しい球を受けて、劣勢からはじまるような試合展開ではラクザ7softが使いやすいと感じました。
また、繋ぎについてはやりやすいと思うので、メインで攻める側の面と反対側に貼るのはいい選択といえる気がします。
ですので、ラクザ7softはドライブをかける感覚をつかみたい人、レシーブが苦手で後ろに下がらざるを得ない展開が多い人、両面飛びすぎてしまうのでどちらかを安定させたい人などにおすすめかと思います。
個人的には単板にラクザ7softとフェイントロングⅢの組み合わせはフェイントロングⅢが今までで一番使いやすいと感じましたが、
飛ばないラケットや粒高のラバーに慣れている人にとっては最悪だと思います(笑)
個人的には試合展開的に引き合いが多いときはいいのですが、台上での展開が多かったり、先に攻めなくてはいけないときはあまりよくないと感じました。
どの用具も組み合わせ次第では活かせると思うので、使ってみてくださいm(_ _)m
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