【CCNA・CCNP】err-disableの概要を簡単に説明②
【CCNA・CCNP】err-disableの概要を簡単に説明①の続きです
err-disable状態の確認方法を簡単に説明
ポートがerr-disableになっているかの確認方法を紹介します。
Switch#show interface (インターフェース名) status
portName Status Vlan Duplex Speed type
fa1/0/1 connected 1 a-full a-100 10/100BaseTX
fa1/0/2 notconnect 1 auto auto 10/100BaseTX
fa1/0/3 errdisable 1 a-full a-100 10/100BaseTX
省略
上記のようにstatusがerrdisable、err-disabled等と表示されているポートがerr-disableになっているものです。
err-disableからのリカバリを簡単に説明
err-disableからのリカバリ
・自動の場合
Switch(config)#errdisable recovery cause all
Switch(config)#errdisable recovery interval <秒数(30-86400)>
※デフォルトでは300秒
・手動の場合
Switch(config-if)#shutdown
Switch(config-if)#no shutdown
リカバリの確認は下記のコマンドで行います。
Switch#show errdisable recovery
ErrDisable Reason Timer Status
——————– ——————
udld Disabled
bpduguard Disabled
~省略~
unicast-flood Disabled
arp-inspection Disabled
Timer interval: 300 seconds
Interfaces that will be enabled at the next timeout:
自動でリカバリの設定をした場合はTimer interval:の横に記載されている秒数に従ってリカバリされます。
なお、下記のコマンドでErrDisable ReasonごとにEnabledにすることが可能です。
Switch(config)#errdisable recovery cause <ErrDisable Reason>
err-disableの概要を簡単に説明②のまとめ
err-disableについてこの記事で紹介したことを簡単にまとめると下記のとおりです。
・「show interface (インターフェース名) status」コマンドでポートがerr-disable状態になっているか確認できる
・err-disableからのリカバリは手動の場合、「shutdown」 → 「no shutdown」コマンド、
自動の場合、「errdisable recovery interval <秒数(30-86400)>」コマンドで行う。
全てを説明できているわけではありませんが、
err-disableの大まかなイメージをつかんでいただけていれば幸いです。
他の記事でもCCNA、CCNPの試験対象となっている単語の紹介をしていますので、
よろしければ、是非ご覧になってください。
それでは別の記事でまたお会いしましょう。
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